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我が家のクリスマス事情 in スイス Vol 1  -- スイス在住の友人Abiちゃん家のクリスマスの様子。親戚が多く集まり、てんやわんやのクリスマス事情。恒例行事とはいえ、一家の一大騒動記です。

 我が家のクリスマス事情 in スイス Vol 1  

長年スイスに住むAbiko氏。
クリスマスと言えば、多くの親戚が集まってお祝いするの例年の決まり
ところが、恒例行事とはいえ、ホストとなる一家にとっては一大事なのです



Christmas tree 1



ヨーロッパでいえば、お正月事情??と言えるでしょう

そんなクリスマスの過ごし方も、

国によって違いますが、

スイス人も奥さんを持つ、友人のAbiちゃんの家では、完全なスイススタイル。

日本のお正月に当たるクリスマスは、親戚が多く集まる一大行事。

今年のクリスマスは、どこの家でパーティーをやるのか?

親戚中の子供たちへのプレゼントの用意

さらに難題は、人数分のクリスマス料理


そのどたばたな様子を、スイスの友人からの、レポートでお伝えします








今 飾り付けの終わったばかりのクリスマスツリー

を眺めながら、すでに明日の晩のことにいろいろ気をめぐらしている


毎年この時期になると、街も、人々もあわただしくなり、今日がピークとなる。

クリスマスを祝う ヨーロッパで、これが大変な行事であることは、
家族を持って住んでみないとなかなか実感としては、分からない。


このツリーの買出しですら、ほぼ半日かかりの行事となる。


Swiss Chrisymas もみの木



毎年、
生木のもみの木を住んでいる区域の外れにある林業農家に買い出しにいく。

車で10分ほどの距離であるが、
辺境のこの地に、この時期ばかりは住人が集まってくる。

何百と並べられたもみの木なかから、
大きさ、形、色を選択して、購入する。

モミの木を指定すれば、係りの人が、
運搬に便利なように機械で、網を張ってしぼめてくれる。

我が家は、飾るのに無理がない背丈180cm前後の、
最も青々と風格のあるNORDMANNモミ〔コーカサスモミ〕を毎年購入している。
日本円で6千円から8千円の値段。

実はこの農家、

この時期ばかりは、納屋を改造し、喫茶室として、
訪問者に無料で、お茶やコーヒーをサービスしている。

この時期、友人や知り合いに出会うことも多い。

フリードリンクの後に、
さらに有料の飲み物や手作りのケーキ頼んで、
おしゃべりの時間となってしまう。

久しぶりに出合う思わぬ知人も多く、
何人かと話をしているうちについつい時間も忘れて話し込んでしまう。

結局は、半日かかり大仕事となってしまう訳である。


ここで井戸端会議をするのも、
今やこの時期の恒例行事となってしまった。

ツリーを買う予定が無くても、
ここに来て一日中座り込んでいる人もいるほどだ。



 -- ここで一言、クリスマスについて一口メモ --

クリスマスとは、クリスト+メッセの語源からきており、
キリスト+ミサ、生誕を祝う祭日である.

ドイツ語ではWeihnacht(ヴァィナハト)と呼び、
ヴァィ(聖)ナハト(夜)という救世者誕生の夜を祝う語源で理解されていて、

キリスト教教会においては、
復活祭(イースター)と聖霊降臨祭とともに3大祭日のひとつである。


俗世界に生きている‘私のクリスマス’はというと、

クリスマスを祝う というけれど、これが又、

家庭にとっては年間を通じて最大重要案件なのです。

いくつかの重大事項の決定なくしては、成就できない仕掛けとなっているのです。




big family christmas



トップ重大事項 1 今年はいったいどこの家庭でお祝いするのか?



お祝いというより、まさに〔祭り事〕と表現した方がぴったりする。

クリスマスは何より、家族の祭り事で、家族が一同に集う機会となる,
そのホストとなる家庭を決めないと何事も始まらない。
 


これが人間社会、一筋縄ではいかないものです。


「うちは、他の人の家と比べて居間が狭い」

「25日は夕方まで仕事で時間がない」とか、

挙句の果てには

「前々回、うちでやったから」など前回の件すら棚上げして

何とか祭りのホストとしての祭祀役を逃れようというメッセージが、

すでに真夏のころ、家族間の話として飛び込んでくる。

私の家が、ダイニングキッチンが55平方メートルと
他よりやや広めのこともあり、

「アビコんち(安彦家)で、出来ないかな?」という、

希望とも強制とも言える声が、秋ごろには、ちくちくと届いててくる。



日本人として育った私は、
期待に添えないといけないかな、

などと甘く考え、

「よし、次回からは別のところを考えるとして、
今回もとりあえずウチでやろう」と妻に話をしてみた。



「あなた、何考えているの?!!!

これでここ十年来、ウチで主催するのが8回目よ!!!」

と妻より事実関係を糾弾された。



「そうかそんなことになっているのか」 

と結局は、

自分の折衝能力の無さが、単に事実として残っているのに気付かされる。



ここで、

「日本人は人の期待には添うよう努力するよう育てられている」

とか何とか、言い訳をしても始まらない。



結局引き受ければ、

そのための時間も労力も、コストもかかってくる訳で

他の単にゲストとして訪問してくる人と比べ、

ワーストコンディションを選択したことになる


「人のために生きる」ということが日本人には美徳とされても、

「自分のために生きる西洋人から見れば、美徳よりは自滅の発想」だと言われても仕方がない。



(To be continued)





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