北の留学工房

Academy of Modern English 英語学習と留学のためのコツをお知らせします

ライブレッスンという革命 ーアビコの視たニッポンー

アビコの外から視たニッポン

先日、安彦氏と、我々の提供するスカイプ・ライブ・レッスンについてお話しをする機会を得ました。

以前スイスの英語教育事情についてもご意見を書いていただきましたが、、読んだ方から、多くの感想を頂きました。

彼自身、ドイツ語と英語を母国語のように話します。大学卒業、スイスの大学に進学留学。卒業後は、世界の金融の街の一つチューリヒで、日欧さらにスイスの銀行で、グローバルビジネスの世界に長く関わってきた彼の眼から視た、コミュニケーションと語学に付いて語ってもらいました。

skype live with gold


--- ご参考 リンク ---


スイスの英語教育事情 Vol 1

スイスの英語教育事情 Vol 2


今回は、中学三年生の息子さんの例も引き合いに出しながら、彼自身の経験も踏まえ、英語学習について、するどく切り込んだ、お話です。

「ライブレッスンという革命」

海外の英語教育事情を知る 彼は、一体どのように感じているのでしょう。。。。





北の留学工房が、英会話のライブレッスンの提供を始めたと聞き、本日その内容を聞いたが凄いことが起こり始めているという直感を得ている。


資格を持った、英国在住の先生と日本の自宅にて直接話ができるようになるという。これは教育の場における革命といっても良い。


日本は、小野妹子が生きた昔(1400年以上も前)から、大陸から、言語、制度等文化を吸収してきた。幕末維新時に、黒船が横浜湾上に現れ、蒸気汽船に驚いた日本は、刀を捨て、西洋の書物を読みまくり、近代化を短期間のうちに成し遂げた。

日本が世界に対して誇れることに、知識に対する強い欲求と、その知識を吸収していく人間を育ててきた社会的風土と制度が存在することである。


学べるものは何でも学び、そこからより優れたもの、より便利なものを作り上げていく、いわば日本化していく。これが、現在の日本が日本たる理由であると私は思っている。


知識に対する強い欲求と書いたが、実際に古代、中世、近世そして、近代に至るまで、実際に学ぶことが出来たのは、その時代のエリート、豪族、貴族、僧侶等に限られていた。

近代化を目指した明治日本が1871年12月23日に横浜港からサンフランシスコに向けて送り出した船上には、数え年、47歳の大使、岩倉具視、39歳の木戸孝允、42歳の大久保利通、さらには副使として最も若かった31歳の伊藤博文を始め、日本の精神的近代化を築く中江兆民や物質的近代化を担う後の三井財閥の創始者となる団琢磨総勢を含む総勢50名。

平均年齢30歳の若いエネルギーに満ちた政府使節団であった。一回に送る留学生の数としては、歴史的にも最大の59名の留学生の数である。


この岩倉使節団は、欧米12カ国を訪問、アジア諸国にも立ち寄り1873年9月13日帰国する。この期間1年半以上、日本はいわば留守政府となった。

これは、遣隋使、遣唐使派遣の伝統の日本の歴史のなかで、最後となる最大の遣欧使派遣であった。以降の日本の近代の歩みが、植民地、帝国主義、脱亜入欧と芳しくなく、あまり評価されていない。

不平等条約の改正という下心はあったにせよ、時代の重鎮が、こぞって自国を離れ海外研修に出かけた事実は世界的にも例外である。この歴史的出来事は、日本を育て養ってきた精神の真髄として、もっと高く評価すべきである。


長々と岩倉使節団について書いたが、それは、近代までは、実際に学ぶことが出来たのは、選別されたごく一部の人間であった。

又選別された者も実際に学ぶためには、何らかの犠牲を払わなければならなかった事を確認したいためである。


何ヶ月に及ぶ、渡航に費やす時間はもとより、舟が暴風雨で、沈没、目的地にさえ到達できなかった人々、

異郷での食物消化不良、病気などで学ぼうとしても学ぶことが出来なかった者、

また自国を離れて暮らすリスクが現実化し、社会的立場を失ったり、

私事においては、妻を寝盗まれるとか、親孝行前に親が去就する等、の不幸に遭遇した少なからずの人々が、この歴史

の陰に存在することも忘れてはいけない。




北の留学工房のライブレッスンが革命であるのは、実はこれまでの学ぶ歴史を根本から覆すからである。

学ぶ、特に「本物から学ぶ」ためには当たり前のことだが、本物と出合う必要がある 

そのためには、そこへ出かけなくてはいけない。そのためには、物理的に移動するエネルギーの代価として、費用がかかる。さらにその空間を移動する時間がかかる。


北の留学工房のライブレッスンは、この時間と空間の障壁を一気に超越する。


学ぶ本物の英語の先生がスクリーンだけを隔てて目の前に、笑って座って、本物の英語で話しかけてくるのである。


インターネット電話、スカイプ等の今日の技術革新があって始めてこの教育現場での革命が可能となった訳で、情報革命のとげ(問題)とは逆の実りである。


語学の勉強において、このライブレッスンの実現は、実は大きな教育及び社会問題に発展する可能性を秘めている。


直感的に、“革命”と呼んだのは、それが、体制を守る保守的勢力と真っ向に対立、衝突していく可能性を持っているからである。

現代、教育の機会が広まり、大勢の日本国民が高等教育を受け、学ぶ意欲に対する機会は選別された人間だけではなく、万民が享受できるものとなってきている。


今問題なのは、学ぶことが出来る内容が本物なのかどうかということである。



英語だけに例をとっても、日本では、中学、高校、大学と10年の期間をへても話すことが出来ないのが、普通である。

これを普通だと思うことが大きな間違いで、海外ででは、通用しない。

うちの息子は、中学3年で、英語を外国語として習い始めて、2年ばかり。

私のゲストがドイツ語を話さなければ、それなりに英語で会話に参加してくる。

ここでドイツ語と英語の関連性とかを云々したい人もあろうが、当の息子はフランス語でも同じことをやってみせる。

内の息子が特に優秀というわけではなく、これが、当たり前なのである




だから、英語の出来ない人は、大学を出ているなどと、あまり海外では言わないほうが無難である。

日本の常識が世界の常識と同じであるとは限らない。


日本の常識が世界の非常識ということもある。




10年たっても英語が出来ないその人に問題があるのではない。

10年しても英語が出来ない、その教育制度と内容に問題があるのである。


つまり“本物”に出会っていない、実は本物から学んでいない結果である


うちの息子の英語の教師は、私が以前一緒にバレーボールをしたチームのメンバーのウルスという名のスイス人だ。

私が授業参観に行ったときには、中学3年のクラスですでに英語で授業をしていたのには驚いた。

授業参観後ウルスに、

「凄いな、お前、英語で授業しているじゃないか!」

とコメントしたところ、

「いや、これ普通。難しい説明はドイツ語でするようにしているけれど、基本的にこのレベルでは難しいことは教えないし、難しいことも無い」

と言ったことには、さらに驚いた。




確かにこのレベルで文法だの何だのと難しいことを行っているのは日本で日本語で英語を教えている教師位かもしれない。

付け加えれば、ウルスは英語専門の先生ではなく、専門はどちらかと言うとドイツ語学を学んだドイツ語の先生で他の科目も持っている。




日本でどれだけの英語の教師が英語を本当に使えるのだろうか?
日本でどれだけの英語の教師が英語で英語の授業を持つことができるのだろうか?



シンプルな質問だが、重大な問題を秘めているので大きな声では言えないのかもしれいないが。
日本でどれだけのニセモノが暗黙に公認され放置されているのだろうか?


ニセモノからいくら学んでも本物は、収得できない。

「松のことは松に聞け、竹のことは竹に聞け」と、先達がいくら教えても、
その松も竹もニセモノとあっては、全く意味が無い。

英語という語学教育ひとつにとっても、

ライブレッスンは語学教育の現場を大荒野にしていくことだろう、又そうでなくてはならない。(従ってそれなるに、旧体制の反逆に出逢う危惧もある)。



しかし、誰もが、直接空間を越え、本物に会う機会を提供されたことで、始まった大きな流れを止めることは出来ないだろう。

ニセモノは駆逐され、今後の日本の将来を担う若者たちは一気に国際標準に向かい、達し、世界がもっともっと身近なものとなっていくはずである。

英語にとどまらず、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語などの言語にとどまらず、MBA,CFA,CMA など海外に行かなければ収得できなかった国際的資格等、日本に居ながらにして、本物に出会う、本物から学ぶ、そしてその成果を得る、ことを、この革命は可能にしてくれるのである。

中学、高校で、英語の先生が居なくなってしまった今、教室の前には大きなスクリーンが掲げられ、スカイプでロンドンとつながり、ハンサムな青目の若い先生と、ブロンドのセクシーな女先生の人気授業の真っ最中で、若い生徒が、わいわい、がやがやと、俺がさきだ、私が先よ、と英語での会話を楽しんでいる、そんな日本の教室の一風景が見えてくる。

by Nobi Abiko

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[ 2012/08/27 21:11 ] Abikoの視たニッポン | TB(0) | CM(0)
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