北の留学工房

Academy of Modern English 英語学習と留学のためのコツをお知らせします

Easter (復活祭)といえば たまごとウサギ -生めよ殖やせよ と春を迎えるお祭りが起源なのです。

イースター (Easter)が、やって来た 
みなさん、 Happy Easter!! 



easter egg 2014


Easter(復活祭)

明日の金曜日4月18日から4月21日の月曜日まで
イースター。


イースターの日取りは、カトリック教会は
全世界で一緒にこのキリスト教最大の祝日をお祝いできるようにという趣旨で
独自の計算法を定めています。


これは毎年違う日に来ます。
イースターに関連する各種の祝日が全て毎年移動します。


カーニバルはイースターに先行する四旬節に突入する直前におこなわれるもので、

実際の日付がいつになるかは国によって、また地域によってバラバラになります


金曜は Good Friday 
月曜日は Easter Monday
と呼ばれて、休日となります


春の訪れを知らせると共に、一気に春らしさを増してくる。

ヨーロッパでは、すでにSummer timeに移行し、時間的には一足早く春から夏へと動き始めた。


此の最大の、お休みをヨーロッパではどのように、過ごすのでしょう。
スイスの友人からは、こんなお便りが来ています。



復活祭 イースター Source:Wikipedia



さて、スイスのEasterはどんな様子なのでしょう??






今週の金曜日は、は キリスト教圏では、聖金曜日。

月曜まで続くイースター連休の初日である。

当地の人々は、イースターを迎え、春を迎える感がある。


そのイースターという言葉自体にも何か、春めいた響きがあり、

この頃になると、イースターの鐘(Osterglocke)と呼ばれる

黄色いラッパスイセンが、いたるところで咲きはじめる。


「今年のイースターはどうする?」

「イースターは、どこに出かける?」


といった会話が挨拶代わり
となる。



当地では、アルプスを越えた南の洲である、

テイチーノ洲に出かける人が多く、いわば慣例となっている。


従ってこの時期は、‘民族移動’とも言える、集中的な南下紀行が起こる


アルプス以北に住む人間にとって、アルプス以南の地は、太陽が燦燦と輝く別世界であり、あこがれの地でもある


アルプス以北でやっと、春を迎えるころ、

すでにアルプス以南のスイス、ルガノやロカルノでは、陽光の下、

湖のプロメナード(散歩道)では、

すでにアイスクリーム屋が、軒を並べているといった具合である。



長い冬の後の、到来した春を心身ともに感じたいというのが、

イースターのスイスでの「民族移動」南紀行の理由である。


アルプスの高い山々は、ヨーロッパを北と南に分けて立ちはだかっている。


St Gottard 



このアルプスを越えるのに最短の道が、聖ゴットハルドと呼ばれる峠である。


かつて、地理的にも、アルプスの雪解け水を集めて、急流となる、ロイス川のシェーレン急渓谷がある

伝説によれば、この峠付近の山々には、悪魔や竜や化け物が棲んでいて、ほとんど通過することは出来なかった



1230年に、渓谷に橋が架けられ、

(これが何と 悪魔の橋 と名付けられた)それ以降は、ヨーロッパの北と南を結ぶ物流の幹線道となった。

近年になり、7年5ヶ月の工事と、187人の犠牲者を出し、

アルプスをぶち抜いて作り上げられた、ゴットハルト鉄道が、1882年に完成。 


その100年後の、

1980年には、全長16.9kmのゴットハルト自動車道路トンネルが開通して、

聖ゴットハルト峠は、今日、その聖性は失いつつも、地理経済的には、

ヨーロッパ最重要交通路となってっていったのである。



今でも、特にこのイースター時期のアルプス越えは、容易ではない。


毎年10km、20km、の渋滞が発生し、

時間では、5時間、6時間の渋滞が当たり前となる。



今年は、最長12kmの渋滞、時間数では、

初日から翌日の午後までの30時簡に及ぶ渋滞状況と、報告されている。

春の先取りは、容易ではないのであるが、苦難を乗り越えてこそ、その喜びは大きい。

毎年の渋滞を知りながら、スイス人はそれでも南へ向かう。



苦があって、その楽もまた大となる。
冬を乗り終えてはじめて春がある。

死がまずあり、そして再生復活がある。


キリスト教で、イエスキリストが、人の原罪を背負い、

十字架に死ぬという受難は、3日目に復活再生することで意味を持つことは、教会の定義である。

イースターという復活祭は、キリスト教以前の歴史であり、


その証拠に、


この復活祭には、

未だに豊饒のシンボルとしてのウサギと卵が重要な役割
を占めている。


easter egg 2014



当地では、色を塗った鶏のゆで卵を、ドゥッチエンといって、

選んだ卵を頭としりをぶつけ合い、その硬さを競ったり、

また、ウサギの置物を春草やラッパスイセン等、春の花と一緒に飾りつける。



ウサギの形のチョコレートのプレゼントをお互いにして、

‘Frohe Ostern’(フローエ、オースター) ハッピーイースターが挨拶となる。


これには、

「増えよ!生めよ!」 という生殖の「春」を称えている背景がある。



あまり知られていないが


イースターのもともとの起源は、実は春を迎えるお祭りであり、

キリスト教が、死と再生というテキストをこの中に織り込んだのである。



万物が復活して、生命が動き始める、

春を迎える心は、時間と空間を越えて人間に共通して存在しており、

イースターという復活祭がキリスト教に隠れ、見えにくくなってはいるものの、

誰しもが体現できる普遍的なものである。


英語のEaster(イースター)も

ドイツ語のOstern(オースター)も

east (英)Osten(独)という太陽が昇ってくる東を指し、

東の太陽の神、再生の神を意味し、古ゲルマン語の Austro (曙)から派生したもので、

語源的には古ギリシャ語の eos (エオス、曙の女神)ラテン語の aurora(アウローラ)と関係が深い。





春は、曙。

やうやう白くなりゆく、

山ぎはすこし明りて、紫だちたる雲の

細くたなびきたる。


と、

古(いにしえ)に清少納言が、枕草子の冒頭で記した句は、

夜を越して暁を迎える、冬を越して春を迎える、

死を越して生を迎える、人間に共通した心の現われであり、‘


紫だちたる雲’というのは、新しい光を受けて、

輝き始めた空(世界)である。


それは、

東雲(しののめ)という言葉で、雅語として残っているが、

これは何とイースターという言葉に似ているのだろうと、

自分の発見に、実は自分でも驚いている。


イエスキリストが、十字架に死して復活する、


スイス人が長い聖ゴットハルトのトンネルの前で幾時間も渋滞し、

それを乗り越えて陽光を受けに行く。

チョコレートのウサギを食べて、卵をぶつけ、割り競う。
春は曙がいい、と思いめぐらす。



異文化ということについて、私はいろいろ書いているが、

異なった形で現れた物事の背後には、

時間や距離を越して存在する共通した人間の心がある。


私は、その普遍的事実を見出すたびに、同じ人間としての存在に大きな喜びを感じるのである。

形を見るだけでなく、その形に表れた心を探っていくこと、

感じていくことで、異文化理解というものは、

人間の本質に触れていくことであり、

その本質に出会う喜びを、もっともっと多くの人と分かち合いたいと、

願っているのである。                     Abiko



                   
                       
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